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　　東海地震がいつ起こってもおかしくない時期に入ったことは、多くの専門家が指摘しています。そして、その想定震源域のほぼ中心にある静岡県浜岡町の原子力発電所では、昨年１１月の１号炉配管破断事故以来停止している１号炉・２号炉の運転が、近く再開されようとしています。

　　この原発は、東海地震が想定される以前に作られたものです。原子炉は、地震発生時に緊急停止しても、最低３ヶ月は冷却 し続けていなければ大事故の可能性があり、安全とは言い切れません。チェルノブイリ級の事故が起こった場合、その被害は首都圏を含む広範囲に及ぶ可能性があります。

　　想定外の事故を起こさないために、すべてのいのちを守るために、あらゆる立場を超えて、私たちは東海地震が過ぎるまでの間、浜岡原子力発電所の運転を止めておくことを求めます。