東海地震の前に浜岡原発を動かすな 11・2浜岡現地に集まろう
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東海地震の前に浜岡原発を動かすな 11・2全国集会
●場 所 静岡県浜岡町八千代公園(浜岡町役場南側)
●時 間 11月2日(日)午後1:00〜
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主 催 11・2集会実行委
呼びかけ 浜岡町原発問題を考える会(0537−86−2972)
事務局 浜岡原発とめよう全国キャンペーン(052−324−6659)
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■スピーチ
村田光平(むらたみつへい) HP
東海学園大学教授。1938年東京生まれ。元スイス大使。昨年5月、元国土庁事務次官ら6人の連名で「浜岡原発の運転停止を求める声明」を発表して注目を集めた。著書に『新しい文明の提唱』『原子力と日本病』ほか。
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◆世界一危険な浜岡原発◆
東海地震の震源域に建つ浜岡原発。札幌市で開かれた地震の国際学会では、茂木清夫・前地震予知連絡会会長が「直下でマグニチュード8の大地震が確実に起きる原発は、浜岡が世界で唯一。極めて危険だ」と訴え、専門家たちに衝撃を与えました。
7月末に宮城県北部で起きた地震では、浜岡原発の耐震設計(450〜600ガル)をはるかに上回る、観測史上最高の2037ガルの最大加速度が記録され、関係者を驚かせています。
◆ひび割れ原発を動かすな◆
シュラウド(炉心隔壁)の全周にわたり324ヶ所のひび割れが見つかった浜岡原発3号機について、原子力・安全保安院は「修理せずに運転しても安全」というお墨付きを与え、中部電力は、ひび割れを放置したまま10月末に運転を再開しようとしています。
4号機もシュラウドの134ヶ所のひび割れを残したまま8月に運転を再開していますが、傷だらけの原発が巨大地震に耐えられる保障はどこにもありません。
◆老朽原発は廃炉に◆
中部電力は、1号機についても運転を再開する意向です。1号機は運転開始から28年目を迎える老朽原発で、2年前に水素爆発による配管破断事故を起こして以来止まったままです。
東海地震が切迫する中、なぜ今動かす必要があるのでしょうか。周辺市町議会では、老朽化した1・2号機の廃炉を求める決議が多数あげられています。住民の不安の声に、国や中電は耳を傾けるべきです。
◆原発が止まっても大丈夫◆
トラブル隠しの影響で、東京電力では全原発が停止するという事態が続きましたが、停電は一度も起きませんでした。夏のピーク時をのぞけば、原発がなくとも電気は足りているのです。世界的に環境問題に関心が高まる中、これからは風力や燃料電池など、環境負荷の少ない発電方式が主流になると考えられています。
放射能におびえなければならない、原発に依存した社会は決して幸せではありません。東海地震が切迫する今、世界一危険な浜岡原発を止めるために、共に声を上げましょう。
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